これまで、2008年から2015年までにわたる愚かなる私のお金の失敗談を5回に分けて投稿してきました。「まとめ」ということで振り返る形で要点をまとめていこうと思います。





1 – 保険・銀行の営業の勧められるままに商品を購入してはいけない
当たり前の話ですね。金融商品に限った話だけではないですが、基本セールスマンというのはお客様のためにモノを売っているわけではなく、「自分のビジネス」のために売っているわけです。
これが洋服や靴であれば「似合う、似合わない」、「サイズがあう、あわない」は簡単にわかるので、向こうセールストークにまんまと乗せられることは多くはないかもしれません。しかし、お金のは話は難しいです。
向こうからの提案はまずは疑ってかかりましょう。ネットや本を活用して、その提案をしっかり吟味しましょう。
2 – 保険は基本掛け捨てで最低限の保障を得るだけで十分だと思います。
私も含めて、日本人は保険が大好きみたいです。色々な保険が世にあふれております。
万が一の保障を得るために保険に加入するということは必要です。ただし、最低限なものだけにしましょう。基本は掛け捨ての生命保険で十分なはずです。最低限の保障を最低限のお金で得られるようにしましょう。お子様がいる場合でも遺族年金というものが支給されます。
私が不幸にも沢山加入している貯蓄型の保険もありますが、「資産を増やす」という観点では一番最初に挙がる選択肢ではないと思います。日本円で定期預金に預けるよりは利率がよいですが、それはあくまでも満期まで解約をしなかった場合です。保険を購入しすぎて、保険料の支払いで大変になる状況だけは避けましょう。
3 – アクティブファンドは考えて考えて考えてから購入しましょう
アクティブファンドって何なんですかね? 買う意味あるんですかね? どうしても買いたい場合は「考えて、考えて、考えて」から購入しましょう。
4- 日本円だけで資産を持つことはしない
これはいい意味で学べた点ですね。日本円は世界の中で10%しか流通してません(世界第3位)。その日本円だけで自分の資産を構築するのはリスクが高いです。外国の通貨で、できれば主軸通貨の米ドルを中心にした資産形成をすることが大事です。
5 – 長いスパンで自分の資産運用を考える
こちらもいい意味で学べた点です。少子高齢化社会の現在の日本において、40代の私が老後に約束された額および約束されたタイミングで年金がもらえるかどうかは非常に疑問です。目先の利益ではなく、20年、30年後の試算を考えることが大切です。
6 – お金について勉強しないと損をする
金融業界には他人から甘い汁を吸おうとする魑魅魍魎が渦巻いています。自分で知識を増やし防衛していかなければ、自分のお金がどんどん吸い取られていってしまいます。幸いにも現在は誰でもネットでお金に関する知識を簡単に得られるようになってきました。もちろんどの情報が正しいか判断するのは自分自身です。
かなり有名なサイトばかりではありますが、私が常に参考にさせていただいている投資ブログをこちらに紹介させていただきます。



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