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お金の失敗談 その3:銀行員に勧められるまま外貨建て保険を購入

銀行からまたまた連絡が来た

時期は2011年冬頃、メインバンクの営業から私の携帯に電話がきました。「また色々とお話しをさせていただけますでしょうか?」と言われた私はまたもや軽い気持ちで足を運んでしまいました。

やはり銀行はなんでも知っている

以前にも書いた通り、銀行は私のお金の流れを知っています。

「なぜ銀行から電話が来たのか」ですが、その数ヶ月前から私が日本円の一部を米ドル、ユーロ、豪ドルに替えた、そして含み損が出ていたというのが背景にあったと推測します。

「外貨に興味を持ち始めたらしい」、「含み損を抱えている」。相手にこの情報を握られた状態で向こうは私を待ち構えていたというわけです。

提案された商品は外貨建て保険

「おすすめの商品がございます」と提案されたのは米ドルとユーロの満期10年の外貨建て保険でした。つまり、お持ちの外貨を保険に替えてみたらどうでしょう? 外貨預金で持つよりも利率が良いですよ、ということです。

さすがに今回は迷ったが、結局豪ドル建保険を購入。

今回はさすがにどうするべきか迷い、即決はしませんでした。というのも、それらの保険の利率が1%程で特に魅力的に思えなかったからです。

しかし、1週間後に再び連絡が来て、「今、為替手数料のキャンペーンをやっております。その辺りも含めてお話しをしたい。」と言われました。

再び話しを聞いてみると、「お持ちの外貨を全て豪ドルに替えて、同じ会社の豪ドル保険を1つ購入するのはいかがでしょうか?」と、新たな商品が提案されました。

確かに提案された豪ドル保険の利率は3.3%で、米ドル、ユーロと比べて魅力的な数字でした。為替手数料も今なら安いという情報にも乗せられて、無知な私は再び豪ドル建て保険を購入してしまうのでした。

無知はいかん、いかんです。

この選択が大失敗というわけではありません。しかし、もっと色々な投資に関する情報を勉強していれば、当時の豪ドル外債の利率は5〜6%であること、他にも投資先があったこと、新興国通貨とも言える豪ドルに集中投資するのはややリスクが高い、等という理由から、この商品の購入がベストではない、ということが簡単にわかったはずです。

銀行が保険を売りたいのは単純に彼らが販売手数料を稼ぎたいだけです。

資産運用の勉強することを放棄し、貯蓄型保険であれば、会社に許可を取ることなく購入できるからという安易な理由で選択してしまった当時の私は本当に愚かであったと思います。

唯一、ポジティブな点を挙げるならば、当時は円高でしたので、たまたまではありますがまとまった額の豪ドルを良いタイミングで購入できたということでしょうか。

まとめ

  • (繰り返し) 銀行からの提案には簡単に乗らない。というよりも、彼らの話は聞かない方がよい。
  • (繰り返し) お金は勉強しないと損をする

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