水草って素晴らしい
私が知人から譲り受けた水槽に入っていたのは、苔まみれのアマゾンソード3株。
当時の私は「水草なんて水槽内のちょっとした飾りでしょ?」位にしか考えていなかったので、苔まみれの水草でも問題ないくらいの思いしかありませんでした。
しかし、アクアフォレストさんに初めて足を運んだ時にその思いは一変。
「うわぁ、水草を上手にレイアウトするとなんて綺麗な水槽になるんだぁ。」
本当に衝撃でした。これ以降、「水草の生い茂る、熱帯魚が優雅に泳ぐ水槽」にしたいという強い思いを抱くようになったのです。
しかし、私は初心者
しかし、色々調べてみると、水草フサフサの水槽を作るにはソイルやらCO2添加やら初心者にはまだまだ勉強しなければいけないことがたくさんあることがわかりました。
したがって、初心者らしく基本的に育てやすい水草を水槽に入れて、手をかけずに水草生い茂る水槽を作成する方法を模索することにしました。
私の水草購入履歴
ここで、私の水草購入履歴を順を追って説明します。
ハイグロフィラ・ポリスペルマの侘び草

初心者向けの水草に良いものは何かをアクアフォレストの店員さんに相談したところ、こちらを提案されました。
- CO2添加をしなくても育てやすい
- ただドボンと水槽に入れればよい
- コリドラスにほじくられることもない
という理由に納得し、少し値段の高い商品でしたが購入しました。購入から半年以上経過した今でも、頻繁にトリミングしないといけない程、元気に水槽内で育っています。いい買い物でした。
(注:「侘び草」とは「ADA」という会社が出している商品名です。詳細は以下のサイトを参考にして下さい。)

ウィローモス

次に購入したのはウィローモス。流木とセットで購入。
アク抜きした流木に釣り糸でウィローモスを巻き付ける。簡単に活着できました。こちらも問題なく育っています。
スクリューバリスネリア

テープのように細長い葉で緑のカーテンを作ってみたいと思い、10株購入しました。
ここで、この投稿のタイトルです。
「水草が上手く植えられない」
今まで購入した水草は侘び草とウィローモスだったので植える必要がありませんでした。スクリューバリスネリアで初めて底床への水草の植栽に挑戦です。
しかし、植えても植えても抜ける抜ける。水草手入れ用のピンセットを使って、色々頑張ってみても抜ける。
水槽内に手を入れて作業することを諦め、小さい植木鉢を購入し、そこにソイルを入れ、水槽の外でバリスネリアを植えて、「よし、これで大丈夫だろう!」と水槽内に沈めても、数日経つと何株かが抜けて、プカプカ浮く。
なんてことを繰り返しているうちに、根にダメージが蓄積されていったのか、バリスネリア達の葉は溶けていったのでした。
ロタラ インディカ

スクリューバリスネリアの後に購入したのが、ロタラインディカです。
植えても時間が経つと数株抜けます。植え直しをしていると、その作業中に他の株が抜けます。段々と腹が立ってきます。
もう、ADAの侘び草を購入するしか自分には選択肢が無いのかと思っていたある日、こんなものを使用して水草を配置する方法があることを知りました。
マルチリングとの出会い
「これだ!」
早速購入、ロタラインディカの根本を数株毎にウールで巻いて、マルチリングにはめて、水槽に沈める。
素晴らしい。抜けません。浮いてきません。しかも、水草の配置を変えるのも楽。 ロタラインディカが伸びてきたら、トリミングして、カットしたものを数株毎に再びマルチリングに入れて、水槽にドボンと入れる。
色も黒色なので、特に水槽内で目立つこともありません。
有茎系の水草のみに適用可能ですが、とてもシンプルでものすごく楽な植栽方法です。
本格的なアクアリストの人から見たら邪道かとは思いますが、この簡単さは捨て難いです。
しばらくはロタラインディカをトリミングする度に、この方法で増やしていく予定です。最終的には我が水槽をロタラインディカの森にしてみたいと考えています。
水草をマルチリングにいれて植栽する方法はこちらの動画を参考にいたしました。
CO2添加?
水草を育てるのにはやはりCO2添加が必要なようです。この話は改めてしたいと思います。
(追記)簡易的な化学反応式CO2添加装置についての記事を投稿しました。

追記
この方法にはちょっとした問題が存在します。以下の投稿で新たな方法を試してみてます。

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