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投資の経験とキャッシュポジションの大事さを学んだ2018年

 

資産が溶けた2018年

2018年は株価の乱高下が激しいマーケットでした。この相場で利益を出すことができた人は相当少ないのではないでしょうか。

私も積み立て投資の金額を2018年1月より増やしたため、2018年12月29日現在で100万円近い含み損を抱えてしまうという状態になりました。2018年9月には190万円近い利益があったので、わずか3ヶ月で一気にその利益が吹っ飛び、さらに損まで抱えてしまったということになります。

でも、心は意外に安定している

普通だったら、数か月で数百万円近い金額で損益が変化するとパニックになりそうなものですが、私の心は意外に安定しています。パニック売りや買いをすることもありませんでした。その理由ですが、

  1. 2015年6月の中国株暴落、2016年6月のイギリスのEU離脱決定、2016年10月トランプ大統領当選、といったイベントで株価が乱高下するのを目の当たりにし、こういうときは動かないのが一番というのを経験を通じて学んだ。
  2. 自分の顧客である金融関係のお客様が意外に取り乱していない。2008年のときのリーマンショックのときのようなピリピリした緊迫感が感じられない。
  3. 自分がしっかりとキャッシュポジションを持っており、含み損は抱えているが、総資産的には慌てるような状態ではない。

の3つが挙げられると思っています。

高々、4年ぐらいの投資経験ですが、その短い間でも経験してきたことは確実に自分にとって糧になっています。目先の株価に一喜一憂せず、淡々と一定額を積み立てていくスタイルが何だかんだ言って確実です。プロの投資家でも勝つのが難しい相場で、素人が何やっても勝てる見込みは高くありません。

また、金融関係の人々も今回の相場の動きに対し、現時点では特に悲壮感を漂わせているようなことはありません(注:あくまでも私の主観です)。2008年時点と比べるのは無理があるかもしれませんが、本当に相場がやばいときのあの空気感に比べるとまだまだ穏やかです。

そして、キャッシュポジションをしっかりもっておくというのは本当に大事ですね。自分は資産の65%がまだキャッシュです。ゆっくりとこのキャッシュをインデックスファンド投資に移行している状態です。キャッシュをしっかり持っていると、「ここでちょっと毎月の投資額を増やしてみるか?」とか「損が出たといっても、トータルの資産額からみたらまだまだOK」というような安心感がでてきます。資産の65%をキャッシュで持つというのは比率的にちょっと多すぎるかもしれませんが、ある程度の額をしっかりとキャッシュで持っておく大事さを学んだ2018年でした。

2019年の相場も波乱の予感!?

2019年の相場は早くも乱高下が激しいですね。有識者の方々が今年のマーケットの予想を色々述べていますが、予想なんて好き勝手言えますし、外れても何とでも言い訳ができます。

そんな予想に心惑わされることなく、今年も淡々と積み立てていきます。しかし、2019年の積み立て対象のインデックスファンドは以下の3つに絞りました。

  • iシェアーズ 米国株式インデックスファンド
  • 楽天・全米株式インデックスファンド
  • 楽天・全世界株式インデックスファンド

投資対象のメインは米国株。日本株インデックスファンドへの投資は今年からは行いません。最近、日本の明るい未来が描けていないので。。。

2019年も色々なことが起こりそうな1年ですが、色々なことにアンテナを張り、知識を得、人生に活かしていきたいと考えております。

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