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(4か月前の話ですが)「ひふみ投信」のファンドマネージャー・藤野英人さんのセミナーに行ってみた

ひふみプラス・藤野英人氏の特別セミナーの案内が来た

独立系某ファイナンシャルアドバイザーの会社より「ひふみプラス・藤野英人氏の特別セミナー開催!」という無料イベントの案内が来ました。ひふみプラスと言えば、基準価額がTOPIXのパフォーマンスを大きく上回り、且つ純資産総額がかなりの勢いで増加しているアクティブファンドです。そのファンドマネージャーである藤野英人さんの講演が無料で拝聴できるというのであれば行くしかありません。

ひふみプラス | ひふみ
日本を根っこから元気にする投資信託 ひふみプラスのご案内です。ひふみプラスは、銀行や証券会社などの金融機関で購入することができるひふみ投信シリーズの商品です。

藤野英人さんの講演内容の抜粋

藤野さんの講演の内容から勉強になった点をこちらに抜粋します(注:私のメモが間違っている可能性もございます。)。

  • 日本人は現金を持ちすぎる。しかし、お金を使わない、寄付もしない。
  • 日本人はお金は好きだが、70%の人は投資の勉強をしたことがない。その内49%の人は勉強をする気もない。

これはまさにその通りだと思います。「投資=ギャンブル」というイメージがかなり根強く残っています。

  • 自分の働いている会社を信頼している日本人は57%。これは世界でもワーストクラス。。。
  • 長いデフレの影響で、日本では客が店員よりも立場が上になっている。これにより店員(従業員)の労働意欲が下がっている。
  • 労働意欲が下がっている従業員のやる気をあげるためには感謝の心が必要。
  • 「ありがとう」という感謝の言葉が言えない経営者はだめ。

最近の日本では「お客様は神様です」という言葉を都合よく解釈し理不尽なクレームをつける人の話や、ブラック企業でこき使われ疲弊する人の話をよく聞きます。非常に悲しいことです。

  • 2002年から2012年の間、TOPIXは24%ダウンした。
  • しかし、日本の1700社の株価は同期間で上がっている。その1700社の内96%が中小企業であった。
  • 長期的に利益と株価は一致する。
  • 企業への投資は人への可能性への投資。社員がイキイキと働いているかに注目するべき。
  • 判断基準として、以下の会社は成長しやすい傾向にある
    • 社長の写真がHPに掲載されている
    • 役員の写真がHPに掲載されている
    • 社員の写真がHPに掲載されている
  • オーナー企業(社長が株を持っている)会社の方が成長しやすい傾向にある。
  • 成長する会社に投資することで、社会をよくしよう

よい会社へ投資することで、社会に貢献できるというのはまさにその通りだと思います。そもそも資本主義社会において、お金というのは血液と同じで循環させてこそ意味があると私は考えています。当然、その循環は「良い循環」であるべきです。人や社会を大事にする優良企業に投資をし、それを通じて社会に貢献できるような考え方を多くの皆さんが持つと日本の社会も変わっていくのではと思います。ビットコインへの投資では誰も幸せにはなりません。

やはり日々の勉強が大事

初めてこのようなセミナーに参加しましたが、非常に勉強になりました。私は個別株に投資できないのでいかんともしがたいですが、優良企業に投資をしていい社会を作っていきたいですね。クラウドファンディングでいい投資案件でも探すかなぁ。

しかし、会場には50名弱の人がいましたが40歳の私がかなり若い方でした。19時からのイベントですから社会人でも参加できる時間帯です。やはりまだまだ若い人はこのような投資の分野に興味を持っていないのかなという印象を受けました。

お金に関しては日々勉強です。

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