水質を弱酸性にしたい
熱帯魚飼育を始めて、1年4ヶ月経過しましたが、常にコケとの戦いに労力を費やしています。
色々なサイトを読んで勉強させていただきましたが、水質をコントロールすることが大事なようです。

こちらのサイトによると、
phが5.5~6.5、総硬度GHが3以下、炭酸塩硬度KHが3以下が水草にとって最適な水質のようです。
テトラph試薬を使用して、我が水槽のphを測定すると、7.0〜8.0の値を示します。中性から弱アルカリ性といったところでしょうか。
そして、テトラ6 in 1を使用して水質検査をすると、総硬度が6dh、炭酸塩硬度が6dhを示します(どこまで正確かはわかりませんが…)。
やや高めです。炭酸塩硬度が高いと、phが下がりにくくなるそうです。

我が水槽の総硬度・炭酸塩硬度が高い理由として考えられるのは:
- 底床の6割くらいが大磯砂。
- 木化石を利用してレイアウトが構築されている。
- 添加されたCO2が、大磯砂や木化石に含まれているカルシウムやマグネシウムと反応し炭酸塩硬度が上昇
ということでしょうか?
炭酸塩硬度については、こちらのブログが非常に丁寧に説明されていると思います。

ソイルを使用すると簡単にこの問題が解決できるようです。しかし、簡単に水槽維持するために大磯砂とセラミックソイルを使用することにしたので、今更ソイルを使いたくない。1〜2年周期でソイルがダメになる度にリセットもしたくないですし、、、
ソイルを利用しないで炭酸塩硬度を下げる方法はあるのか?
どうもゼオライトなるものを利用するとカルシウムやマグネシウムを吸収できるみたいです。
ゼオライトは化学ろ材と分類され、水草水槽と相性が良いようです。

では、どうやってゼオライトを化学ろ材として利用するか。
一般的には外部フィルター内にゼオライトを投入するようです。しかし、私が使用しているのは底面フィルター。
ゼオライトを底床に敷いてしまうのも、1つの方法ですが、あとで取り出す必要が出てきたときに面倒です。
前の水槽で使用していた外掛けフィルターAT-20を使おうかと考えましたが、水槽周りをこれ以上ゴチャゴチャさせたくないんです。
おや?水作パネルフィルターなるものが
そんなときに発見したのが、これ。
2017年のアクアリウム用品のグッドデザイン賞も受賞しています。
水作さんの代表作「水作エイト」を縦型に変更したフィルターと言えばよいでしょうか?
専用のウールマットを使用するのが、基本みたいですが、サイズを見てみると小粒のゼオライトとかリングろ材なら問題なく入りそうな感じです。しかも、エアリフト式なので、現在底面フィルターに使用しているエアポンプのエアーを分岐させればよいです。
ということで、早速購入。自分はパネルが2枚付いているW(ダブル)を購入しました。
ゼオライトは入ったか?
問題なく入りました。
使用したのはダイソーで購入したゼオライトですが、生ゴミ三角コーナー用のネットに入れてフィルター内にセット、フタも閉まりました。
とりあえず、パネルが2枚あるので、片方ゼオライト、もう一方は専用ろ材のままにしてみました。
いざ設置、効果はいかほどか?
設置して3日後に テトラ6 in 1を使用して水質検査をしたところ、総硬度3dhになりましたが、炭酸塩硬度は8dhでした。ゼオライトの効果があったのかは疑問ですね。そして、テトラ6in1試験紙の精度については何とも言えません。
結論
我が水槽でのゼオライトの効果はここでは何とも言えません。
しかしながら、水作パネルフィルターを上手に利用すれば、底面フィルターの1つの弱点である化学ろ材の追加がしにくい点をカバーできると思います。
水槽内の側面に設置すれば、そこまで目立ちませんし、底面フィルターと同じエアリフト方式ですから、1つのエアポンプからエアを分岐させれば水槽周りがゴチャゴチャすることも避けられます。
有効な使用方法を見つけることができれば、水槽管理の幅が広がるような気がします。
で、水質に関しては…. 薬品に頼らないといけないかもしれないですね。こちらも要検討です。
コメント
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