一難去ってまた一難
3ヶ月前にこの投稿をしました。

この記事の投稿後、藍藻が爆増することはなくなりました。これはこれで一安心。しかし、我が水槽に新たな厄介モノがやってきました。
それはアオミドロです。
何がきっかけかはわかりませんが、今度はアオミドロが水槽内で爆増を始めました。。。 一難去って、また一難とはまさにこのこと。
アオミドロ駆除のために試したことを記します。
アオミドロ駆除のためにまずやってみたこと
アンチグリーンを引き続き投入
アオミドロにもアンチグリーンは効果があると書いてあるので、藍藻退治で使用した残りを1日当たり10mlずつ投入。
結果: 1週間続けてもあまり効果なし。アンチグリーンを使い切ってしまったので、安価なオキシドールに切り替えて、さらに1週間続けてみましたが、やはりあまり効果なし。
ミナミヌマエビちゃん投入
コケ対策にエビを入れるという方法は広く知られています。エビは藍藻を食べることはあまりないようだったので、藍藻に苦しんでいる間は投入することはしませんでした。
駆除対象がアオミドロに変わったので、意を決して、ミナミヌマエビ10匹をアクアフォレスト新宿店で購入しました。
結果: 10匹投入後、3匹がすぐ★に。。。そして、アオミドロ駆除効果あまり効果は見られず。そもそも、エビはコケ予防に効果があるのであって、すでに成長しているコケにはあまり効果がない。。。
マツモを投入
マツモは安くて丈夫で育てやすく、コケ対策にはうって付けの水草として知られています。マツモ神とも呼ばれているようです。
アオミドロが養分を吸収できないよう「マツモさん、頼んます!」と祈りをこめて投入しました。
結果: 最初はいい感じでしたが、その内マツモにアオミドロがつき始め、葉が枯れ、余計水槽が汚くなってしまいました。ということで、マツモ撤収。。。神は我が水槽には現れませんでした。
もう一度原点に戻り考え直そう。
先に述べた3つは、その場しのぎというか小手先のテクニックです。
ここは原点に戻り、考え直してみましょう。なぜアオミドロが増えるのか?
コケ発生の第1の原因は、水の富栄養化
コケ発生の1番の原因は水の富栄養化です。しかし、何回もこのブログで述べていますが、水の富栄養化は我が水槽では考えにくいです。というのも、エサやりは週2〜3回しかしてないからです。
バクテリア不足は?
バクテリア不足はどうでしょう? これも考えにくいです。我が水槽は底面フィルターを使用してます。底床の厚さは6〜7センチと充分ですし、立ち上げから半年経過してますから、バクテリアは充分に繁殖しているはずです。また、底床内の掃除も定期的にプロホースでしています。
生体数は適切?
水槽内の生体の数が多すぎるのではないか? それも考えにくいです。我が水槽(水量 約20リットル) には、レッドファントムテトラ × 1、カージナルテトラ × 4、コリドラス ステルバイ × 1、ミナミヌマエビ × 7 しかいません。むしろ生体が少ないくらいだと思います。
じゃあ照明時間?
照明時間はどうでしょう? これはかなり怪しいです。
ライトのオンオフは今まで手動でやっており、日によって時間は変わるものの、概ね平均12時間、もしくはそれ以上の時間ライトを点灯させていました。
流石にこれは長すぎです。。。 よって、タイマーを導入して、点灯時間を管理することにしました。
点灯時間は「午前7時30分から午後12時まで」と、「午後8時から午後10時まで」の合計6.5時間。魚達には可哀想ですが、自分が出勤前と帰宅後に水槽を眺めたり手入れするために、点灯する期間を2回に分けました。
照明時間変更による効果は如何に?
やはり照明時間の短縮はアオミドロを始めとしたコケ増殖には効果があるようで、増殖は抑えられてきたような感じです。
しかし、照明時間が短くなっても、今存在しているアオミドロが無くなるわけではありません。
すでに水槽内に発生しているアオミドロはどう駆除するべきか?
リセットするのが1番簡単な方法だとは思います。でも、リセットしても、また同じことが繰り返し起こるような気がします。
アオミドロ・藍藻を含めた自分流コケ対策を見つけなければいけません。
ということで、行った方法を以下に述べます。
ライトの点灯時間を短くする
先程述べたことの繰り返しですが、ライトの点灯時間を1日あたり6.5時間にしました。
底床掃除の際に、コケがついた底床を吸い出しお湯に浸す
底床掃除にはプロホースを使用していましたが、底床から分離したコケだけを吸い出していて、コケがついたままの底床は取り出すことなくそのままにしていました。
徹底的にコケ駆除をするために、コケがついた底床ごとプロホースで取り出し、60℃のお湯にしばらく浸し、また戻す、という作業を底床掃除をする度に行うようにしました。
水草を水槽から取り出し、薄めた木酢液に1時間浸す
これが最も効果ありでした。
我が水槽には、マルチライフを利用して植栽されたロタラインディカと、侘び草かれんが入っています。どちらとも底床に植えてあるわけではないので、簡単に取り出すことが可能です。

コケ対策に木酢液が効果があるのは有名です。バケツ5リットルの水道水にキャップ一杯の木酢液を入れたものに、水槽から取り出した水草たちを1時間浸し、水道水で軽く濯いでから、水槽に戻しました。
するとどうでしょう。神々しいまでの緑色をしていたアオミドロさんたちが真っ白な感じになりました。しかし、水草たちにはダメージはなさそうです(写真を撮影しておかなかったのが残念)。
そんな白いアオミドロにミナミヌマエビたちが群がりチマチマと食べてます。3日間くらいで白いアオミドロは綺麗に消え、水草たちは輝きを取り戻しました。
肥料はあげない
これは単純に自分のやり方が悪いのかもしれませんが、カリウム液肥を足すとアオミドロが爆増します。なので、肥料を足すのはやめました。肥料足さなくても、水草が成長しているので、このまま肥料を上げることは控えてみたいと思います。
CO2を定期的に添加
自作の簡易な化学反応式CO2添加装置なので、毎日ではないのですが、週2〜3回は添加するようにしてます。


我が水槽はエアリフト式の底面フィルターなので、CO2のやり過ぎを考えることなく添加しています。この自作装置はコストを気にすることなく、CO2を添加できるのが良いですね。
現在は過去最高に水槽が安定している
現在は自分の熱帯魚飼育歴史上、過去最高にコケが増えにくい水槽になってます。もちろん、ゼロにはなりませんが、かなり管理のストレスが減りました。
たまに藍藻がちょろっと出てきますが、オキシドールをピンポイントでかければ消滅します。
このままの感じでしばらく様子を見てみましょう。
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