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25cm水槽から40cm水槽へのお引越し(その2)- 引越し編

この話は以下の投稿からの続きとなります。

25cm水槽から40cm水槽へのお引越し(その1)- 飼育器具選定
新しい水槽を買いました! 熱帯魚飼育を始めて、半年が経過し、現在の25cmキューブ水槽では物足りなくなってきました。まだまだ初心者ですが、飼育のコツも掴んできたので、妻の許可も得て、大きな水槽へのステップアップを行うことにしました。 ...

現水槽から新水槽への引っ越し手順を考える

引越しは同日中に行わないといけない

新しい水槽と必要な器具は揃いました。問題はどのような手順で引っ越しを行うかです。

新水槽を立ち上げ、数週間水を回し、水質が安定してから、現水槽から生体を水合わせしながら移動させるというのがベストな方法だと思います。

しかし、残念ながら我が家には現水槽と新水槽を同じ場所に置けるスペースはありません。したがって、引っ越しは同日中に終了させる必要があります。少々無理があるかもしれませんが、その手順を考えなければなりません。

大事なことは「水質を変えないこと」と「バクテリアの移動」と考えた

引越しに関して、一番大事なことは生体にダメージを極力与えないことです。私の水槽には

  • レッドファントム・テトラ x 1
  • ラスボラ ヘテロモルファ x 1
  • カージナルテトラ x 5

がおります。水質にはあまりうるさい品種ではないものの、引越し前後で水質を極力変えないように注意しないといけません。

また、新水槽を素早く安定させるためには現水槽からなるべく多くのバクテリアを移動させる必要があると考えました。現水槽のろ過フィルターにあるバクテリアを引越しでどれだけ死滅させずに移動させるかも手順を考える上で大きなポイントです。

これが引っ越し手順だ!!!

上記を踏まえて、以下の手順で引っ越しを行いました。

引越し前々日
  • いつもの水換え手順で、現水槽から飼育水6ℓを10ℓ容量のポリタンクに移動。カルキ抜きした水道水を現水槽に足す。
  • 新水槽をお風呂場に移動。水道水で軽く洗うと共に水漏れがないかしっかり確認する。
引越し前日
  • 引越し前日:同じくいつもの水換え手順で、現水槽から飼育水4ℓをポリタンクに移動。カルキ抜きした水道水を現水槽に足す。
この作業によって、引っ越し前日までに飼育水を10ℓ余分に確保しました。現水槽内の飼育水13ℓと併せて23ℓの水を新水槽に移動できるようにしました。
引越し当日
  • 8リットル入りバケツ2つを用意。現水槽から1つのバケツに5ℓの飼育水を入れ、そこに全ての生体を移動。スポンジフィルターとヒーターを入れて、エアレーションと水温を保つようにする。外部フィルターに入っていたリングろ材も生体が入っているバケツに入れ、ろ過バクテリアが死滅しないようにする。

  • もう一方のバケツに残りの飼育水(約8ℓ)を入れ、水草をすべてこのバケツに入れる。

  • 大磯砂の入った現水槽をお風呂場に移動。カルキ抜きした水道水で軽くすすぐように洗う。
バクテリアのことを考えると、飼育水で洗うのが一番なのですが、そうすると新水槽へ入れる飼育水が減ってしまうため、カルキ抜きした水道水で汚れを落とす程度に軽く洗うという方法にしました。
  • 新水槽を現水槽のあった置き場所にセット。底面フィルターを設置する。ボトムボックス内に外掛けフィルターで使用していたリングろ材を入れ、底面フィルターでろ過バクテリアが早く定着できるようにする。また、底面フィルターには生ごみ用のネットをつけて、砂が入り込まないようにした。

 

この方法がネット上で紹介されていたのでやってみました。が、もしかしたら底面フィルター内や底床の水流を阻害してしまう可能性もあるかもしれません。。。
  • 洗った大磯砂を底面フィルターが設置された新水槽へ入れていく。ガラスを傷つけないように注意する。

  • メダカの焼玉土・黒をカルキ抜きした水道水で水洗いし、底床の厚さが底面から5センチになるように大磯砂の上に敷く。
  • ポリタンク内の10ℓの飼育水を新水槽に注ぐ。その際、焼玉土の上にビニールを敷いて、土が水流で舞わないように気を付ける。
  • 水草を新水槽にセッティング。水草が入っていたバケツの水(約8ℓ)を新水槽に注ぐ。注水前には水草からでたゴミを網で丁寧に取り除く。
  • 底面フィルターのエアーポンプの電源を入れ、フィルター稼働。水の濁りが落ち着くのを待つ。60℃のお湯を入れた1ℓのペットボトルを水槽に入れ、水温が26-27℃辺りになるよう調整する。
  • 水の濁りが落ち着いてきたら(3時間かかりました)、生体をバケツから水槽に移動。飼育水は変わっていないため、水合わせはしない。その後、バケツの水5ℓを新水槽に注ぐ。同じく、注水前にゴミを網で極力取り除く。
  • ヒーターを新水槽にセッティング。足りない飼育水をカルキ抜きした水道水で補う(実際は3ℓほど足しました)。

完成した水槽がこちら~

正直、疲れました。水草のレイアウトとかも終盤は疲れていたので適当にポンポン置いてしまう感じでやってしまいました。

同じ日にサイズ変更の伴う水槽の引っ越しをするというのは結構無謀なことなのかも知れません。

こちらの水槽の引っ越しはこの記事を書く1週間前に行いました。そして、この1週間の間に新水槽に事件が起きました。こちらについてはまた改めて投稿します。

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