おやっ、この緑色のフサフサしたのものは???
新40cm水槽を起ち上げて4日後のこと、水槽内にミドリ色のフサフサしたものが目立つようになってきました。
そう、これはみなさんよくご存じのアオミドロです。とはいいつつ、別にアオミドロが水槽内に出てくることは初めてではありません。深く考えずに水草に絡まっていた目立つアオミドロを出勤前に適当にピンセットやブラシで取り除きました。
会社から帰宅後、1日の疲れを癒すために水槽を見てみると、なんか3倍増くらいにアオミドロが増えてます。ウィローモスが付いた流木なんて、アオミドロでフサフサになっています。今朝目立つところを取り除いたというのに、驚きの繁殖力です。
熱帯魚飼育の諸先輩方がブログで多数報告しているアオミドロ爆増をリアルで見た瞬間です。とりあえず次の日が休みだったので、朝からアオミドロ駆除をしようと心に決め、就寝しました。
なぜアオミドロが発生したか?
アオミドロ発生の主な理由には「水の富栄養化」と「長時間の照明」があります。そして、水の富栄養化の主な原因はエサのやり過ぎや肥料の与えすぎと言われています。
しかし、私は2日に1度しか魚にエサを与えません。しかも与える量は少量です。そして、水草への肥料はほとんど与えていません。したがって、これら2つの理由で水の富栄養化が起こったとはちょっと考えにくいです。
しかし、ライトの点灯は長時間しています。。。出勤前から帰宅まで毎日12時間はライトが点灯してます。タイマーなどで管理はしていません。とはいいつつ、これは今に始まったことではないので、ライトの長時間点灯がアオミドロ大発生の1番の要因とは考えにくいです。
となると、大発生の理由は何なのでしょうか?
考えられる理由として、
- 底面フィルターに十分な量の濾過バクテリアが繁殖しておらず、エサや糞が適切に分解されていなかった。
- 水槽の引っ越しにより、水草の調子が落ち、飼育水内の栄養分の吸収量が減った。
- ライトがコトブキ フラットLED 400に変更されたことで光量がアップした。
という複合的なものでしょうか? 誰か理由のわかる人がいたら教えていただけると助かります。
とにかく駆除しなければいけない
発生理由はなんであれ、次の日早起きをしてアオミドロ駆除のスタートです。驚くことに底床の上にもビッシリ生えてました。こんなことって起こるんですね。。。
駆除のために行った手順は以下の通りです。
- 水草とウィローモス付き流木を水槽から取り出し、水道水の入ったバケツに入れる。
- バケツの中で水草の葉や茎を指で優しくなでアオミドロを取る。あまりにもアオミドロの付着がすごい葉や茎はバッサリ切り落とす。
- ウィローモス付き流木もバケツの中でやさしくなでアオミドロを取る。その後、バッサリとウィローモスをトリミングする。
- 底床の上に生えたアオミドロをブラシに絡めながらできる限り取る。
- 水換えホースで底床をザクザク掘りながら、ブラシで取り切れなかったアオミドロを出来る限り吸い取る。この作業をしながら飼育水を半分ほど抜く。
- アオミドロが取れた水草と流木を元に戻し、カルキ抜き水道水を足して元の水量にする。
- 新聞紙で水槽を完全遮光して、48時間放置する。
その後の経過
上記の作業は、この記事を書く3日前に行いました。完全遮光を終えてから36時間ほど経過してますが、今のところアオミドロの増殖は確認されていません。とは言え、まだ予断を許さない状態です。しばらくは週に2回くらいの頻度で水換えをしようかと考えています。
熱帯魚飼育の奥深さというか難しさを感じます。まだまだ勉強が必要なようです。
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